創立40周年記念誌 地域社会振興財団
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2009年(平成21年)より「地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウム」を実施している。エ 地域医療テキスト事業医学・医療に対する社会のニーズの変化に対応して、平成19年度改訂版医学教育モデル・コア・カリキュラムに「地域医療」の項目が新設され、地域医療の在り方と現状および課題を理解し、地域医療に貢献するための能力を身に付けることが一般目標として示された。本財団は2008年(平成20年)に地域医療学の教科書的なテキストとして制作を検討、編集委員会を設置し、本邦初の地域医療学のテキストを作成した。地域医療を学ぶ医学生や教員等にとって極めて有用なテキストになるように、監修は自治医科大学の地域医療学センターが中心となって実ア)人材育成事業 「健康福祉プランナー養成塾風景」ウ) 地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウム事業  「地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウム2009」施し2009年(平成21年)3月に刊行した。オ 地域医療白書事業1998年(平成10年)より地域医療・健康政策に関して現状の分析と提言として自治医科大学と共同し、へき地における公的医療機関の現状、保健・医療・福祉の連携に関する全国調査を行い、その結果を基に地域医療白書第1号を2002年(平成14年)に刊行した。また、地域医療の現状と課題に関する様々なアンケート調査の結果、地域医療を担う人材の育成など地域医療の充実へ向けての提言をした地域医療白書第2号を2007年(平成19年)に刊行した。さらに2012年(平成24年)には、医療環境の現状を調査し課題を抽出し、その解決に向けた提言を目的とした地域医療白書第3号を刊行した。イ)地域医療に関する県民フォーラム事業 「地域医療を考える県民フォーラムinあおもり」エ)地域医療テキスト事業 地域医療テキストオ)地域医療白書事業 地域医療白書 第3号151

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