創立40周年記念誌 地域社会振興財団
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してのブタの本格的利用を開始した。実験医学センターから分離設立された前述の先端医療技術開発センターは、実験ブタ専用の動物実験施設としては国内の大学で初めての快挙であり、大型実験動物を用いたトランスレーショナルリサーチや医療技術トレーニングの分野では最先端の設備を有するとともに、実験支援体制、研究・教育実績のすべての面で現在も先導的立場にある。このように、開設以来、本学の研究・教育を支えてきた実験医学センターであるが、すでに築25年が経過している。この間、施設の心臓部ともいえる空調系を中心とする設備の老朽化が進み、飼育環境統御が困難になりつつあるのが現状である。また、飼育および個体解析のためのスペースは慢性的に不表-1  年度別平均飼養頭数(平成14年度〜平成23年度)年 度マウスラットウサギモルモットハムスタースナネズミサルブタイヌニワトリ合 計H146,2242,841470234831501629,651 H158,2312,378382475271768011,254 H168,4701,9103411593493109010,945 足状態にあり、運用面の工夫による対応にも限界が来ている。従来、イヌ・ネコ・サル・ヒツジ等の大動物やウサギ・モルモット等の中動物用に設計・利用されていた飼育室をマウス・ラット用に改修して転用している区域も多く、その基本設計や設備は、各種遺伝子改変マウス・ラットを巧みに扱い、高度生体解析装置を駆使する現代の動物実験施設に求められる理想の機能からは乖離しつつある。このような現状を考えたとき、本センターにとってリニューアルは急務の課題である。その実現に向け、10年、20年先の将来的研究動向を見据えた設計・運用を念頭にリニューアル計画の策定を開始したところである。H178,4601,621344901281108010,311 H188,7302,6712919047076011,509 H199,2862,0832172515075011,449 H209,6201,87124200083011,528 H2110,2591,777205000113012,075 H228,7192,228204000132010,986 H2311,03996520200060012,032 33

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