財団概要

  1. 財団概要
  2.  設立の趣旨

設立の趣旨

 地域社会振興財団は、へき地などの地域社会がかかえる保健・医療・福祉等の諸問題について基礎的・総合的な研究を行い、そこで生活する人々が生きがいをもって健やかに暮らすことができる地域社会づくりに貢献し、地方自治の基盤の充実に寄与することを目的として、昭和47 年12 月に「財団法人へき地振興財団」の名称で設立された法人です。

 以来、経済社会の動向を見つめながら、そのニーズに沿った事業を推進して参りましたが、それぞれの地域において一人ひとりがこころ豊かで、自立と連帯の精神に立脚して形成される魅力ある地域社会が築けるよう、高齢化対策に積極的に取り組んでいる地方公共団体を支援するため、長寿社会づくりソフト事業費交付金交付事業を創設し、これを機に、名称を平成元年4 月に「財団法人地域社会振興財団」と改め、その後公益法人制度改革に伴う公益法人への移行認定を受けて、平成25 年4 月から「公益財団法人地域社会振興財団」として新たにスタートしました。

 また、令和4 年(2022 年)4 月より、これまで30 年以上行ってきた長寿社会づくりソフト事業費交付金を改め、「人生100 年時代づくり・地域創生ソフト事業交付金」とし、新たに少子化対策や地域創生の施策を実施する地方公共団体に対し、さらなる地域社会の基盤強化を拡充するためのソフト事業を支援しています。

 当財団は、令和4 年(2022 年)12 月に設立50 年の節目を迎えました。今後もより一層、設立時の趣旨を踏まえつつ、地域社会における保健・医療・福祉の分野での、さまざまなニーズに応えるべく事業の充実に向けて邁進していきます。